お知らせ

タイ・スタディーツアー研修報告会を実施しました

 データサイエンス学部生、大学院データサイエンス研究科生から応募して選抜された希望者を対象に、2023年9月4日から9月12日までの9日間、タイ王国において短期海外研修プログラム「タイ・スタディーツアー」を実施しました。 帰国後の9月29日(金)に滋賀大学彦根キャンパスにて「タイ・スタディーツアー研修報告会」を開催しました。 報告会には、当プログラムに賛同・支援頂いた企業の代表者始め、教員や、海外での体験に関心をもつ学生等、対面・オンラインで約30人が参加しました。 

  当研修に参加した、学生9人が、国を挙げてデジタル化に取り組んでいるタイ王国におけるモノづくり教育の現状、DXの進展状況、現地日本企業の事業展開について、泰日工業大学での研修プログラム、タイ最大コングロマリット企業であるCP(チャロン・ポカパン)グループや 日本企業の現地法人(NTT Data (Thailand)、日本駐車場開発株式会社)訪問、在タイの本学同窓会の陵水会会員との意見交換や施設見学、ワークショップに加えて、歴史文化など様々な分野の学びについて報告発表しました。  

 学生からの発表の後、当研修の引率を行った教員、参加者も含めた意見交換が行われ、今回の研修の狙いでもあった、AIでできることが多くなった現在で人間が行うべきこと「体を動かし一次情報を掴むこと」への気付きや、異文化の中に身を置くことで生まれる新たな価値観の構築などが、学生の発表の中で垣間見られました。最後には、STEAM教育の「Arts」として新たな可能性を感じる研修報告だった旨の発言が支援企業の方からあり、研修の成果を参加者全員で共有できた有意義な報告会となりました。

(関連ページ)「タイランド4.0」で国を挙げてデジタル化を目指す、タイ・スタディーツアー研修実施報告