2022年10月20日木曜日、文部科学省高等教育局の専門教育課企画官鈴木顕氏が意見交換と施設視察を目的に来学されました。

　鈴木企画官は、竹村学長や椎名データサイエンス学部長、笛田データサイエンス・ＡＩイノベーション研究推進センター長からデータサイエンス学部設立までの経緯や、鈴木企画官をして「データサイエンス分野のフロントランナー」と言わしめた学部設立以降の取り組みについて、「数理・データサイエンス・AI教育の全国展開の推進」拠点校の認定や、統計エキスパート人材育成事業への西の拠点としての参画の実績などを踏まえた説明を受けられました。
　話題は巡り、政府が急務とするデジタル人材の育成については、企業から寄せられるデータサイエンス分野でのリスキリングニーズの実状に関する問いへは、大学院データサイエンス研究科へ毎年20名近い派遣社会人が入学していることや、トヨタ機械学習道場、医薬品・医療機器メーカー向けの滋賀大学データサイエンス人材育成プログラムなどのオーダーメイド型プログラム、連携企業との共同研究センターのプロジェクトなどが紹介された他、目下の課題の共有がありました。

　意見交換の最後に、先般本学が採択を受けた「デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業」について、鈴木企画官から期待の言葉がかけられました。