学部

兵庫県立姫路西高等学校SSH成果報告会参加報告

 2月9日、本学データサイエンス教育研究センター今井貴史助教が、高大連携協定を締結する兵庫県立姫路西高等学校SSH成果発表会に来賓として出席しました。

 午前2部、午後1部の3部制で行われた成果発表会の第1部では、同校国際理学科2年生による課題研究グループプレゼンテーションが英語で行われ、今井助教が評価に参加されました。続く第2部では、普通科2年生と国際理学科1年生によるポスター発表および国際理学科2年生と普通科1年生による口頭発表が行われ、どの発表においても多くの聴衆が集まって活発な議論が交わされました。今井助教も議論に加わり、課題の指摘や今後に向けた分析手法の提案を行いました。

 午後の第3部では、コンテストなどで優秀賞を獲得した研究やスピーチが実演されました。内容だけでなくプレゼンテーション技術まで優れた講演に会場は大いに盛り上がり、同校の教育活動が大きな成果を挙げていることを改めて実証する結果となりました。

 また、2022年度の連携の方向性について今井助教と担当教諭が意見交換を行い、アンケート作成を通じデータサイエンスをメインテーマとする同校のSSH事業に関わっていくことが確認されました。

 滋賀大学はデータサイエンス分野の教育研究拠点として、今後もICTを活用した同分野教育の指導や支援を行ってまいります。