お知らせ

ジュニアデータサイエンティスト育成スクール開講!

 今般、国の施策では小中学生一人一台のタブレット端末の貸与やプログラミングの必修化などGIGAスクール構想が進捗しているところですが、この取り組みにあわせ滋賀大学は、彦根商工会議所、近江データサイエンスイニシアティブの三者で連携し、彦根市の小中学生を対象に、ジュニアデータサイエンティスト育成スクールを開講しました。

 これは、日本初のデータサイエンス(DS)学部を擁する彦根を中心としたDSの一大集積地とする彦根バレー構想の実現に向けた取り組みの一環でもあり、小学校から中高、そして大学へつながる教育プログラムの展開や、クラス単位の進度管理では満足できない英才児、いわゆる「ギフテッド」を見つけ出すことも目的としています。

 会場に集まった小中学生5名は、初めて見るインターフェイスに戸惑いながらも、DS学部生指導のもとデータサイエンティストの必須ツールであるプログラミング言語「python」の基本的な操作について、スクラッチとの対比を通じて学び、三角形や六角形を描きました。中には早くも縦横3コマの複雑な格子図を描く受講生があり、全体の進度にとらわれない学びの様子が見受けられました。

 本スクールに関する詳細はこちらをご参照ください。

会場の彦根商工会議所で、学生からの説明に聞き入る受講者。写真左が指導教員の齋藤教授

《参考サイト》
  出典:中日新聞(2021年12月8日付)
  https://www.shiga-u.ac.jp/2021/12/08/100275/