学部

第1回びわ湖環境シンポジウムに飯山教授や齋藤教授、データサイエンス学部学生が登壇

 11月14日、びわ湖大津プリンスホテルの現地会場と、オンラインを併用し第1回びわ湖環境シンポジウムが開催されました。
 同シンポジウムは一般社団法人e-kagaku国際科学教育協会(以降「e-kagaku」)等3団体が主催、本学や滋賀県等が後援し、「宇宙産業とデータサイエンス人材の育成を地方創造の原動力に~びわ湖環境×宇宙利活用で教育界と経済界を結ぶ~」をテーマに開催されたもので、産官学の代表が琵琶湖の環境保全を地域共通の目標に据え、e-kagakuアカデミーで学ぶ小中高生の研究発表を中心に、議論が行われました。

 シンポジウムは大岡敏孝環境副大臣の「滋賀から国を動かしましょう」という来賓挨拶に始まり、北原e-kagakuアカデミー代表の基調講演、本学のデータサイエンス学部飯山教授の基調講演と続きました。飯山教授からは、「漁業とAI – 宇宙からの目とデータサイエンスで海を見る -」を演題に、画像認識の応用を取り入れた効率的な管理漁法の概要や、遠洋漁業への実装の状況(※日刊水産経済新聞ウェブサイトへ遷移します)についての紹介がありました。

 その後、e-kagakuアカデミーから滋賀大学データサイエンス学部2年生堀江源輝さんの「LoRaWanを使用した琵琶湖観測」をタイトルとする研究発表を皮切りに、小中高生の研究発表があり、集まった関係者やオンラインの参加者と多くの質疑が交わされました(e-kagakuアカデミーの活動の様子はこちら)。

 また、パネルディスカッションは本学データサイエンス学部の齋藤教授ら5名により繰り広げられ、最後に6つの研究発表の中から優秀賞の発表と表彰式があり、閉会しました。