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データサイエンス研究科生が「統計データ分析コンペティション 2021」で統計数理賞を受賞!

 2021年10月18日、「統計データ分析コンペティション2021」において、データサイエンス研究科1年生三輪俊太郎さんの「若年女性の社会増減についての要因分析」が【統計数理賞】を受賞しました。

 三輪さんのコメント
「地方公務員として※地方からの若年者流出に関心があり、女性の方が都市部に集まりやすいという先行研究について、その要因を分析しました。若年女性人口にプラスの要因は、法律・会計・デザイン等の特定業種の集積度や婚姻数の多さ等であり、マイナスの要因は家業手伝いの比率等でした。この分析結果には女性のニーズが表れていると感じました。今後、滋賀大での学びを活かし、地方でまだ不十分なデータ利活用の裾野を広げていきたいと考えています。」
※三輪さんは、地方公務員の自己啓発休業を利用し、データサイエンス研究科に一般枠で入学されています。

 統計データ分析コンペティションは、次代を担う高校生、大学生等の統計リテラシー向上を図ることを目的に、総務省、独立行政法人統計センター、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所及び一般財団法人日本統計協会の共催で2018年から実施しているものです。

 なお、同日付で第6回 地方公共団体における統計データ利活用表彰の受賞団体も発表され、こちらでは滋賀大学が連携協定を締結し、和泉志津恵データサイエンス学部教授がデータ分析アドバイザーとしてサポートしている大津市が「大津市EBPM の推進に向けたデータ分析業務(移住・定住促進に向けた分析)」で【特別賞】の受賞があり、二重で喜ばしい結果となりました。詳細は大津市ウェブサイトをご覧ください。

【総務省報道発表サイト】 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000066.html