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総務省統計研究研修所との共催による「令和3年度データサイエンスセミナー」を開講

 2021年9月24日、5回目となる「データサイエンスセミナー」を総務省統計研究研修所との共催で開催しました。

 本セミナーは、国家公務員や地方公務員を対象に、実務を執り行ううえで昨今ますます求められるデータサイエンスに関わるリテラシーや知見、業務に活かせる知識や手法の修得を目的として、2017年から毎年秋に開講しているもので、今回Zoomを用いたオンライン方式での開催となり、全国から国やその出先機関、県や市町の職員が90名と例年の2倍以上の方が受講しました。

 セミナーは、データサイエンス学部椎名副学部長の挨拶に始まり、同学部佐藤正昭教授から「ビッグデータ時代に求められるデータサイエンス力」を、横浜市立大学大学院データサイエンス研究科佐藤彰洋教授からは、オープンデータを用いたデータ分析方法の体験的学習を主題に、「データ利活用とは」と、「データの分析方法」を副題とし2部構成により講演が行われました。

 二人の佐藤先生からはオンラインならではの手法によりセミナーが展開され、佐藤正昭先生からは本学が地元滋賀県との連携で進めた女性の年代別労働力率(M字カーブ)の落ち込みの要因分析等や2021年度を含む過去3年間で進めるEBPM事業の紹介がありました。また、佐藤彰洋先生のパートではオンラインホワイトボードツール「MURAL」を用いたグループワークが行われ、馴染みのないツールにも関わらず、積極的に機能を活用しながら課題をこなす受講者の方々の様子が印象的でした。