学部

第4回滋賀大学データサイエンス連携コンソーシアム交流会を開催しました

 令和3年9月29日 、滋賀大学と一般社団法人近江データサイエンスイニシアティブが連携し、第4回目となる「滋賀大学データサイエンス連携コンソーシアム」交流会を、会員企業、本学学生、教員ら参加のもとオンラインで開催しました。

 交流会は、竹村データサイエンス学部長、参加企業からの挨拶に続き、同学部の河本薫教授から「滋賀大学のPBL 教育―河本ゼミにおけるPBL 教育の狙いと事例紹介―」と題して、ゼミの指導方針、多くの企業と提携して進めるPBL教育の手法についての説明がありました。これを受けた質疑パートでは、複数の参加企業から、課題解決能力を身につける教育手法について質問が寄せられ、多くの意見が交換されました。

 続いて、大学での学修成果発表として、研究科第1期修了生の株式会社アイセロ太田 康之氏と株式会社滋賀銀行辻和真氏から、それぞれ「DS 研究科での2 年間を振り返って」「DS 研究科での学びと滋賀銀行におけるデータ利活用について」と題した発表があり、こちらには参加者から、進学予定なので研究科の様子が分かってよかった。これからの学びの姿勢として参考になった。等の感想が聞かれました。

 また、データサイエンス研究の紹介では、高柳昌芳准教授から題目「マテリアルインフォマティックス(MI)による新規材料探索」の説明があり、昨今注目を集める分野ということもあって、具体的な手法を交えての説明に多くの関心が集まりました。

 最後に、竹村データサイエンス学部長から滋賀大学のデータサイエンスを巡る直近の動向として、統計エキスパート人材育成コンソーシアム事業の採択や、数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)でのプラス認定取得、また12月1日に開催予定の第2回滋賀大学データサイエンスキャンパスフォーラムの協賛企業募集の案内があり、その後散会となりました。

竹村学部長の活動紹介

一般社団法人近江データサイエンスイニシアティブ・Webサイト : http://www.ohmi-dsi.jp/

交流会特設サイト : https://www.ds-conso.online/