諸外国に比して不足している我が国データサイエンス分野の大学統計教員の育成を行う「統計エキスパート人材育成事業」に参加する27の大学等で構成するコンソーシアムの設立総会が8月31日に開催されました (詳細はこちら）。

　同事業は、文科省政策の一環として、大学共同利用機関「情報・システム研究機構」の統計数理研究所が中核機関として取り組むものであり、滋賀大学は、コンソーシアムの西の育成拠点として参画します。

　この事業では、今後5年間に少なくとも30名の大学統計教員を育成すると同時に、育成された教員が所属する大学等の人材育成を通じて、10年間で約500名の統計エキスパートを育成することを目指しており、我が国のＤＳ教育研究の高度展開に貢献するものです。

　本学は、国内初のデータサイエンス学部、大学院ＤＳ研究科、国内最大規模のＤＳ教育研究センターを有しており、本格的なＤＳ教育研究を展開し、企業等からも高い評価を得ている実績を基に、統計数理研究所のサテライト施設を学内に設け、西日本を中心に各大学から派遣される研究者の統計教員への育成を図るなど、この事業を全面的に支援してまいります。