学部

第3回滋賀大学データサイエンス連携コンソーシアム交流会を開催しました

 令和3年7月19日 、滋賀大学と一般社団法人近江データサイエンスイニシアティブが連携し、「滋賀大学データサイエンス連携コンソーシアム」交流会を、会員企業、本学学生、教員ら約100名参加のもと、オンラインで開催しました。

 交流会は、竹村データサイエンス学部長の挨拶に始まり、同学部の佐藤健一教授によるDS人材育成に関する取組の報告が行われました。続いて今春卒業されたデータサイエンス学部1期生3名からの発表は、谷口友哉さん(本学大学院データサイエンス研究科博士前期課程)から、令和2年度卒業論文発表特別セッションで発表された卒業論文が、就職された芝賢侃さん(京セラ)と齊藤亜海さん(帝人)からは、データサイエンス学部での学びや配属先の業務のことが、それぞれ発表されました。これには参加された企業の方より「入社後すぐにも関わらず発表内容が充実していて感心した」「データサイエンス学部のカリキュラムが、新入社員でも即戦力として活躍できるものになっている証左だ」という評価が聴かれました。

 その後、データサイエンス人材の育成に関わる新たな取り組みとして、竹村データサイエンス学部長から統計教員養成事業への参画や、数理・DS・AI教育の大学全体への展開、地元企業と学生の連携による地方創生について紹介がありました。更に中野経済学部長からは、経済学研究科に2021年9月に導入予定のビジネス・データサイエンス専修プログラムについて紹介があり、参加企業から関心が寄せられました(詳細はこちら)。

 プログラム最後の会員企業と学生・教員の交流セッションでは、SOMPOリスクマネジメント様と佐藤工業様から、企業紹介と各社でのデータサイエンスへの取り組みについて紹介がありました。参加者から寄せられた質問には、各社から丁寧な回答があり、参加した学生にとって就職活動やキャリアプランを考えるきっかけとなる有意義な機会となりました。

 本交流会は定例開催を企画しており、次回は9月下旬に開催予定です。今後も、最新の教育研究情報の公開やDS人材の交流活性化など、コンソーシアム事業を拡充してまいりますので、皆様のご入会・ご参加をお待ちしています。

<滋賀大学データサイエンス連携コンソーシアムサイト> http://www.ohmi-dsi.jp/consortium/

卒業論文を発表する谷口さん