研究科

株式会社HACARUSのデータサイエンティストにデータサイエンス研究科にて特別講義を実施いただきました

 2020年12月17日(木)、株式会社HACARUSのデータサイエンティストを講師としてお招きし、「製造現場での外観検査における機械学習の活用」というテーマのもと、データサイエンス研究科・河本薫教授の集中講義の一部として、特別講義を実施いたしました。今回は、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインでの実施となりました。

 講義前半では、機械学習やデータ分析の実プロジェクトを進める際に、どのような課題が起こりうるのかという点について、外観検査のプロジェクトを例に説明いただきました。普段の講義では、機械学習の具体的な手法などの技術的なことについては、学ぶ機会は多くありますが、実プロジェクトを進める上では技術的な知識だけでは解決が難しい課題も多く、そのような課題に対して、どのような対処が必要か考える機会となりました。
 講義後半では、グループに分かれての実習形式で外観検査のプロジェクトを想定した課題に取り組み、最後にはグループごとに考えたアイデアや分析した結果を発表しました。
 今回の特別講義は、受講した学生にとって、Pythonのプログラミング学習を実際の現場で生じる課題を想定しながら、ハンズオン形式で学習できる貴重な機会となりました。

 本特別講義については、株式会社HACARUSのWEBサイトに掲載されていますので、下記リンクより是非ご覧ください。

〈株式会社HACARUS WEBサイト〉
https://hacarus.com/ja/information/20210129-shiga-lecture/