学部

総務省統計研究研修所との共催による「データサイエンスセミナー」を開講

 2020年9月25日(金)、JR大津駅前の本学大津サテライトプラザにおいて、「データサイエンスセミナー」を開講しました。

 今回第4回目となった本セミナーは、本学データサイエンス学部設立を機に連携を開始した総務省統計研究研修所との共催で実施しており、国家公務員や地方公務員が実務上必要とするデータサイエンスリテラシーや、業務に活かせる知識の修得を目的としており、全国の自治体等から27名の受講者が集まりました。

 セミナーは、総務省統計研究研修所長の平池栄一氏の挨拶に始まり、午前第一部はデータサイエンス学部副学部長の槙田教授が「DX時代に求められるデータサイエンス力」を演題に講義を行いました。この講義の中では、年内の創設が閣議決定されたデジタル庁の概要や、実施中の令和2年国勢調査についても解説されました。

 続く午前の第二部と午後の第三部では横浜市立大学大学院データサイエンス研究科佐藤彰洋教授が「オープンデータを用いたデータ分析手法の体験的学習」と題し、座学と受講者各人がPCを駆使して実践的なデータの分析手法について学ぶハンズオンセミナーが行われ、受講者からは、興味深い内容であった、早速業務にも活かしていきたいという感想が聞かれました。

 なお本年は、コロナウイルスの感染防止対策のため、会場定員60名のところ受講者を半分以下としたうえで、マスクの着用を徹底し、会場では換気を行うなど、安全な環境を確保し実施しました。