お知らせ
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データサイエンスセミナー「滋賀県の平均寿命」を開催しました(五十里 篤 氏「都道府県別生命表について」 井下 英二 氏「滋賀県の平均寿命延伸に向けた取り組み」)
平成30年2月21日(水)、滋賀大学彦根キャンパスにおいて、厚生労働省政策統括官(統計・情報政策担当)付・五十里篤参事官と滋賀県衛生科学センター・井下英二所長によるデータサイエンスセミナー「滋賀県の平均寿命」を開催しました。
滋賀県の平均寿命については、昨年12月に厚生労働省が公表した「都道府県別生命表」において滋賀県の男性平均寿命が全国一になったこと、また東京大学の研究チームが滋賀県の健康寿命が男女とも全国一であるとの研究成果を発表したことから、大きな注目を集めています。
セミナーでは、五十里参事官から「都道府県別生命表について」と題して、厚生労働省が公表した都道県別生命表の詳細な作成方法や結果の概要、平均寿命の地域格差、その背景にある様々な要因との関係等について説明が行われました。また、井下所長からは「滋賀県の平均寿命延伸に向けた取り組み」と題して、「健康いきいき21 ―健康しが推進プラン―」における健康増進や生活習慣病対策、住民活動や社会環境の整備、衛生科学センターが取り組んできた「野菜一皿 キャンペーン!!」やたばこ対策、乳児死亡対策等について説明が行われました。会場からも、分析結果や滋賀県における今後の健康対策等について様々なコメント、質問が出され、活発な議論が行われました。
滋賀大学はわが国のデータサイエンスをリードする立場にあり、今後ともセミナー等を通じたデータサイエンスの普及や研究成果の社会への還元、地域貢献に積極的に取り組んでまいります。
講演する厚生労働省・五十里参事官
講演する滋賀県衛生科学センター・井下所長
議論の模様