お知らせ
京都・仁和寺で親子データサイエンス塾(第1回)を開講 本学学生が小学生にAIや機械学習などを講義
2025年3月22日、総本山仁和寺にて、本学と近江テック・アカデミー株式会社(彦根市中央町3-8 代表取締役:小出英樹、一圓外志夫)の共催により「親子データサイエンス塾:データで社会のミライをのぞいてみよう ~第1回 お寺編~」を実施しました。
両者はこれまでから地域ジュニアに対するIT教育として新聞紙面にてマンガを活用したデータサイエンス教育コンテンツを提供してきましたが、今回は小学生15名とその保護者を対象に、フィールドワークを通じて、紙面や動画だけでは得られない体験型学習を提供し、プログラム全体を通してDS×他分野の意外性、有用性、可能性にふれてもらいました。
本講座の運営及び講師は、本学のデータサイエンス学部生および大学院生が務め、手書き文字画像の分析や機械学習・深層学習といったデータサイエンスの基礎を小学生向けに解説しました。
参加者は、データサイエンスの手法を使って手書き文字同士の比較を行ったり、コンピューターを使って画像のパターンや特徴を学ばせる機械学習を体験しました。花や仏像のポーズを覚えさせて分類するなど、楽しみながら学ぶことができ、「AIのすごさを実感した」「データサイエンスが身近に感じられた」といった感想が寄せられました。
子どもたちだけでなく保護者の真剣な様子にも、今後の展開の可能性が感じられ、データサイエンスに興味を持ち、将来の学びやキャリアに繋がるきっかけとなることを期待しています。
また、本学教育学部附属小学校からも多数の児童が参加してくれました。滋賀大学のデータサイエンス教育が全学的に展開されていることを実感できました。
滋賀大学と近江テック・アカデミーは、今後もデータサイエンスを基軸とした地域社会貢献活動に取り組んでまいります。


滋賀大学副学長 須江理事の開講挨拶



機械学習を学ぶ僧侶
