学部

データサイエンス学部生が(一社)教育環境デザイン研究所に成果報告

 データサイエンス学部の市川ゼミでは、 教育環境デザイン研究所(CoREF)が収録した授業データを使用して卒業研究・修論研究を行っています。2025年2月4日、研究を行ったゼミ生が同研究所向けに研究成果の報告を行いました。
 学部4年生の小村晴香さんからは、実際の中学生が課題学習の前後で記述した回答テキストを、BERTモデルによる機械学習とChatGPTの両方で自動採点を行い、その性能を比較する研究成果が報告されました。(4年生の山元晴海さんの研究内容も含まれます。)
 修士2年生の徳永一輝さんからは、同ワークグループ学習における発話のテキストデータと音声データの両方を用いて、誰が誰の発言に応答したのかを機械学習により推定し、木構造に表現する研究成果が報告されました。
 修士1年生の後藤礼雄さんからは、同ワークグループ学習における発話のテキストデータに意味ラベルを付与する研究の計画が報告されました。
 報告会に参加した白水始総括研究官(国立教育政策研究所)からは、現場の教師にとって役に立つシナリオであるか、などの有益なコメントをいただきました。