研究科

NVIDIA学生アンバサダーの戸簾隼人さんがVSM2024で、VRSNSにおける新たな共同編集ワークフローについて発表

 2024年8月12日、本学と連携協定を結んでいるエヌビディア合同会社(以下、NVIDIA)より認定を受けた「NVIDIA 学生アンバサダー」の一人である戸簾隼人さんが、香港理工大学(PolyU)にて開催されたMetaCom2024のワークショップ「VSM2024」で研究成果を発表しました。

 この研究は、戸簾さんが進める「デジタル保健室」での取り組みに、NVIDIA 学生アンバサダーの活動で学んだデジタルツイン技術を組み合わせたものです。

 論文題目は「Real-Time Collaboration for VR SNS Content Creation: Enhancing 3DCG Workflow Efficiency」です。論文では、アマチュアクリエイターによるVRワールド作成における共同編集の課題について、NVIDIA Omniverseを活用した新しいワークフローを提案しました。これにより、アップロードまでの複数の作業を再構築・自動化し、作業時間の削減に成功しました。

Omniverseを使用したシステムの実装について照会する様子

登壇した戸簾隼人さん(データサイエンス研究科 博士後期課程2年)

《関連情報》
・NVIDIA | Japan Blog「NVIDIA 学生アンバサダープログラム」始動
 https://blogs.nvidia.co.jp/2023/10/24/nvaitc-shiga-u
・国内大学で初、米国大手半導体メーカーNVIDIAと協定を締結
 https://www.shiga-u.ac.jp/4114/
・NVIDIA学生アンバサダーらが「デジタルツイン」に関するワークショップを実施
 https://www.ds.shiga-u.ac.jp/information/1137/