お知らせ

高校生のためのDX教育パッケージ『データサイエンス実践講座』(全3回)を実施

 本学が高校生向けに展開している、高校生のためのDX教育パッケージのひとつとして『データサイエンス実践講座』(全3回:8/3、19、24)を実施しました。
 当講座は、滋賀大学インダストリアルアドバイザーやデータサイエンス学部の卒業生が講師となり、『データサイエンス×ビジネス(マーケティング)の活用』や『実データを使用した練習問題』、『学問から実社会への経験・体験談』など、延べ365人の高校生や教員にデータサイエンスの面白さや興味を持ってもらえる講座となりました。

 第1回は、『データサイエンスをビジネス(マーケティング)に活用する』と題し、滋賀大学インダストリアルアドバイザーの福島健吾氏が、本学の授業でもある「データサイエンス実践論」を高校生向けにアレンジした模擬講義を行いました。データサイエンスやデータサイエンティストについて説明があったのち、データサイエンティストがビジネス(マーケティング)の課題を整理し、解決に導くために必要な事象について問題形式で説明がありました。

 第2回は、『PropTech(不動産テック)におけるAI・データサイエンス活用』と題し、株式会社GA technologies/滋賀大学インダストリアルアドバイザーの橋本武彦氏と福中公輔氏が、PropTech(不動産テック)の動向と事例を紹介し、さらに実際の不動産データを使用して参加者に練習問題を解いてもらうなど、実演を交えた内容となりました。

 第3回は、『データサイエンスのきほんの『き』~DS学部卒業生が語る学問から実社会への架け橋~』と題し、前半では、データサイエンス学部の卒業生4名が日常で使われているデータサイエンスの活用事例に始まり、本学データサイエンス学部で学べることについてご自身の経験を交えて紹介されました。後半では、それぞれ業界の違う卒業生4名が若手ビジネスパーソンとして現職でどのように働いているのか、データサイエンティストとして共通する話題から業界ならではの情報など、さまざまな経験を踏まえて高校生の目線でお話しいただきました。

 全3回とも多くの方にお申し込みいただき、大変充実した講座となりました。滋賀大学は今後も高校生向けにデータサイエンスの面白さを伝える発信をしてまいります。