お知らせ

総務省統計研究研修所と共催「令和6年度データサイエンスセミナー」を開講

 2024年8月23日、「令和6年度データサイエンスセミナー」を総務省統計研究研修所との共催で開講しました。
 本セミナーは、データサイエンスに関するリテラシーの向上や、データサイエンスを用いた授業デザインをテーマに講義や演習により、統計指導のスキルを磨いてもらうことを目的に行っているもので、国や地方の省庁や機関、自治体の公務員を対象に、2017年から毎年開講しており、今回はオンラインで、全国から約40名が参加されました。
 データサイエンス学部の市川学部長の挨拶に始まり、セミナーは、本学データサイエンス学部副学部長で教授の佐藤正昭講師が「データサイエンス時代の基礎的リテラシーについて」をテーマに、横浜市立大学大学院データサイエンス研究科教授の佐藤彰洋講師が「オープンデータを用いたデータ分析方法の体験的学習」と、「オープンデータを用いたデータ分析方法の体験的学習」の二つをテーマとして、2部構成により行われました。
 佐藤正昭先生のパートは講義形式で、EBPMや政策評価、Alternativeデータの活用の動向などをトピックスに最新の事例を交えた説明がありました。
 佐藤彰洋先生のパートは、講義形式と体験的学習を組み合わせで、受講者はオープンデータを用いたデータ利活用のワークフローについて、オンラインホワイトボードツール「MURAL」を用いたグループワークに取り組みました。グループワークでは、受講者同士が出し合った様々な意見が、ブレインストーミングで見える化・集れんされ、ペルソナ設計やジャーニーマップを作成することで、ワークフロー設計に活用でき、知識を様々に組み合わせて、知のイノベーションやデザインされる体験を経験できる機会となりました。

開会の挨拶を行う市川学部長 

講演する佐藤正昭教授

講演する佐藤彰洋教授

ジャーニーマップ作成に係る演習の様子