お知らせ

文部科学省専門教育課が本学を視察

 6月7日(金)、文部科学省高等教育局専門教育課の今川専門官ご一行が本学を視察されました。
 今回の視察は、令和4年度に採択された「デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業」や「数理・データサイエンス・AI教育の全国展開推進の拠点校」における現在の取り組み状況など、データサイエンス人材育成に係る先進的な取組についての現地視察と意見交換が目的のものでした。
 本学飯山データサイエンス研究科長、椎名データサイエンス学部副学部長、能登経済学部長、岡本経済学研究科長から、文理融合型大学としての特色ある教育研究活動の説明をはじめ、データサイエンス学部での「女子枠」の募集区分の新設や、本学卒業生の活躍の状況、ダブルメジャー大学院教育構築事業にて2024年4月に開設した経済学研究科「経営分析学専攻」や、数理・データサイエンス・AI教育の一環で実施した人文社会科学系モデルシラバスの作成、大学院への社会人受け入れ状況を説明したほか、統計教員や実務家教員の確保や人文社会系へのデータサイエンス教育推進における課題解決等について意見交換が行われました。
 今川専門官からは、データサイエンティストの人材像について、社会の中で明確に見える化することで企業の理解が高まり、デジタル人材の確保が推進することを踏まえ、本学がフロントランナーとして、他大学へのさらなるデータサイエンス普及により一層取り組んで頂きたい、との期待のお言葉を頂きました。
 また、データサイエンス学部講義の見学のほか、滋賀大学講堂内に設置した共同研究センターなど産学連携施設等を視察されました。
 本学は、今後もデータサイエンス領域におけるイノベーションをリードする拠点として、未来の発展を担う人材育成に向けた取組を進めて参ります。

講義見学風景

懇談風景